借金するために銀行カードローンを利用する時に注意したい点は?

銀行カードローン

借金をする時に消費者金融を利用すると周囲の人から変な目で見られるので銀行カードローンを利用する人が増えてきています。銀行カードローンは最高金利が15%以下で設定されているので消費者金融に比べて低金利と言われています。

しかし銀行カードローンを利用する時は注意したい点もあるのでしっかり把握しておく必要があります。そこで銀行カードローンを利用する時にどのような点に注意すればいいのか確認していきましょう。

即日融資を受けるのは難しい

銀行カードローンは低金利で借り入れする事が出来るのでその分審査が厳しくなる事が多いです。審査が可決されても回答されるまでに数日かかってしまうので即日融資を受けるのは基本的に難しいです。

即日融資を受けられると思って銀行カードローンに申し込みをしてしまうとお金が必要な日に借り入れする事が出来ない場合が多いです。銀行カードローンは即日融資を受けるのが難しいのでお金が必要な日に間に合うように申し込みをしましょう。

借り過ぎないようにする

消費者金融は総量規制の対象になっているので年収の3分の1以上の借り入れをする事が出来ません。しかし銀行カードローンは総量規制の対象外になっているので年収の3分の1以上の借り入れをする事も可能です。審査で年収を見ながら限度額を提示しますが、銀行によっては限度額を高く設定してもらえる事もあるので借り過ぎてしまう人もいます。

銀行カードローンは低金利と言われていますが、金利が14.5%前後で設定されているので借り過ぎてしまうと加算される利息も多くなってしまいます。それで返済総額が多くなり完済する事が出来なくなる可能性もあるので借り過ぎないように注意しましょう。

銀行カードローンを利用する時は即日融資を受けるのは難しい、借り過ぎないようにするの2点に注意する必要があります。借金を返済する事が出来なくなると信用情報に履歴が残って今後金融取引が出来なくなる事もあるので注意しながら上手に利用しましょう。

借金内訳をすぐに言えなければ要注意

カードローンやクレジットカードを利用した借金は、1箇所のみから行っている間はさほど心配は要りません。なぜなら、1社からの借り入れならば、自己管理しやすいからです。

クレジットカードの分割払いも借入に含める

借金の中には本人が認識しづらい借入として、クレジットカードによる分割払いやリボ払いが挙げられます。直接カードローン商品を契約していなくても、クレジットカード経由で手軽に借金が出来ます。手軽だからこそ、返済が厳しくなるまで気付きにくい点が特徴です。債務整理に着手しなければならない状況に追い込まれた人の中には、返済不能に陥るまで借金しすぎだと気が付かない人もいるわけです。

借金が雪だるま式に増える理由とは

借金が増え始めた時には、多くの場合で複数の借入が発生する事例が多いです。借金は原則として単利計算しか許されていません。しかし、毎月の返済時に足りないからといって、他社からの借入で返済してしまうと、借り入れた金額で返済しても今度は実質的に利息を元金に組み込んでしまう状況が生まれます。

本来ならば、元金は毎月返済している限り増えることはありませんが、実質的な複利計算を借りては返す行為により作り出してしまいます。一度元金に組み込まれた利息は、完済まで新たな借金として積み上がり、雪だるま式に増えたと感じてしまうわけです。

返済が苦しい借金は債務整理で片付けよう

多重債務者の状態になっているならば、債務整理に着手することで、完済を目指せます。債務整理には種類があるので、いきなり自己破産を行わなければならないとは限りません。延滞を開始している程度ならば、任意整理により、将来利息をカットして元金のみの返済とすることも可能です。

専門家として弁護士へ任せる必要があるものの、交渉力が高い弁護士へ依頼すれば、無理なく返済できる範囲内の金額を毎月返済すれば良いわけです。債務整理の着手は、早いほど軽い手続きで済むことから、返済が無理そうだと感じたらすぐに着手することが望ましいです。